Sage color jadeCharm bracelet(セージ色の翡翠)






オーダーを戴きました、裕子ちゃんママのブレスレットです
翡翠には十週種類の色があります
その中でもこのセージカラーの翡翠は珍しく
何時も私が仕入れる宝石業者さんは
先日の展示会で私に見せる為に
保管しておいてくれたのです、それは
写真2の様な形で買い求めます
本当に短い一連には少ししか翡翠はついていない
そして、丁寧に並べて置かれています
その貴重な色の翡翠を使うかペリドットかどちらにするか
迷いました、私自身が目が行く石に決めよう・・・
しばらく、眺めてると、どうしても翡翠
そして、年配のママはストレッチテグスが簡単に
装着できるので、前回と同じくストレッチタイプです
ブレスをストレッチタイプに見せない様なディザインを
と、しかし それにはディザインの限りがあって・・・
さてどうしよう?何回も作り直しながら
中心を金のワイアーで作りそこにテグスを絡める
そうすると、お数珠タイプとは全く違う表現ができて
翡翠の重みがなく、地味にならず優しさも出ました
翡翠はヒーリングの石そして災難除けで
高い守護効果で災から身を守るとも言われているので
お守りにはぴったりだと私の選択で決めた
ブレスレットのお守りです

少し長いですが翡翠についてのお話です
ヒスイ(翡翠)には硬玉(ジェイダイド)と
軟玉(ネフライト)があるが2つは違う鉱物
ジェ-ド・硬玉の方は産出量が少なく希少価値が高いと言われます
主な産地は、ミャンマー、メキシコ、ロシア、日本などに限られていて
(中国で硬玉は産出されません)
ヒスイの語源はスペイン語で「piedra de ijada」=”腹痛の石”に由来
ジェイダイトを脇腹にあてて腎臓の痛みを癒すと信じられていた為
後にフランス語の”pierre de l'ejade”となり
その後英語のjadeと翻訳された。
南米古代国家、日本ではヒスイを神聖な石として
宗教儀式や埋葬に重要な意味を持たせたのです
中国でも同様の使われ方をしたが使用されたものの
ほとんどが軟玉・ネフライトである様です
ヒスイには死者の霊を鎮める力があるとされていて
あらゆる邪を退ける力がヒスイにはあるとして護符とされてきました
ヒスイで出来た杭で「不死の魂」を持つ邪悪な存在を
死に至らしめる事が出来るとされています
オルメク、マヤなど南米古代国家からはヒスイで出来た
マスクも出土しています
アステカではヒスイで税を納める制度があったと言う
最高品質のヒスイを中国語で青々とした美しい
竹を意味する「ろうかん」と呼びます
タイのバンコクには「エメラルド・仏陀」と呼ばれる
ヒスイの仏像がありますね